運動が続かない50代・60代の方へ
- 6月9日
- 読了時間: 11分
必要なのは根性ではなく、自分に合った仕組みです

「健康のために運動しないといけないのは分かっている」
「何度も始めたけれど、続かなかった」
「ウォーキングを始めても、気づいたらやめている」
「ジムに通っても、最初だけで終わってしまう」
50代・60代になると、健康診断の数値、体力の低下、膝や腰の不安、将来の健康のことをきっかけに、運動を始めようと考える方が増えてきます。
ただ、その一方で、
運動が続かない
という悩みを持つ方も多くいます。
運動が続かないと、
「自分は意思が弱い」
「根性がない」
「何をやっても続かない」
と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、ZEROではそうは考えません。
運動が続かない理由は、本人のやる気だけではありません。
多くの場合、
今の身体や生活に合っていない運動を選んでいること
が原因になっている可能性があります。
運動を続けるために必要なのは、根性ではありません。
大切なのは、
自分の身体に合った運動を、無理なく続けられる仕組みにすること
です。
運動が続かないのは、意思が弱いからではない
運動が続かない方は、自分を責めてしまうことがあります。
「三日坊主だから」
「昔から運動が苦手だから」
「忙しいから仕方ない」
「どうせ自分には無理」
このように考えてしまうと、運動を始めること自体が負担になります。
しかし、運動が続かない理由は、意思の弱さだけではありません。
例えば、
運動がきつすぎる
何をすればいいか分からない
身体に痛みや不安がある
効果を感じられない
時間が取りにくい
生活の中に入っていない
自分に合っているか分からない
こうした理由が重なると、誰でも続けるのは難しくなります。
特に50代・60代以降は、若い頃と同じ感覚で運動を始めると、今の身体に合わないことがあります。
昔できた運動。
テレビで見た運動。
知人に勧められた運動。
SNSで流れてきた運動。
これらが、今の自分に合っているとは限りません。
だからこそ、運動が続かない時は、
根性が足りないのではなく、運動の選び方を見直すサイン
として考えることが大切です。
50代・60代の運動は「頑張りすぎない」ことが大切
運動を始める時、多くの方は最初に頑張りすぎてしまいます。
「毎日歩こう」
「1日1万歩を目標にしよう」
「スクワットをたくさんやろう」
「食事も運動も一気に変えよう」
もちろん、前向きな気持ちは大切です。
しかし、最初から大きく変えようとすると、続かないことがあります。
運動習慣が少ない状態で急に頑張りすぎると、
疲れすぎる
筋肉痛が強く出る
膝や腰が不安になる
時間的に負担になる
気持ちが重くなる
ということが起こりやすくなります。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」でも、高齢者の身体活動について、個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組むこと、今より少しでも多く身体を動かすことが示されています。(引用:健康日本21)
つまり、50代・60代からの運動では、
いきなり完璧を目指すより、今より少し動くこと
が大切です。
運動は、一度頑張っただけで身体が変わるものではありません。
小さくても続けることで、身体は少しずつ変わっていきます。
だからこそ、最初から無理に頑張りすぎる必要はありません。
見直したいポイント① 今の身体に合っているか
運動が続かない大きな理由の一つは、
今の身体に合っていない運動をしていること
です。
例えば、
膝が不安なのに、いきなり長距離を歩く
腰に不安があるのに、自己流で腹筋をする
体力が落ちているのに、きつい筋トレから始める
バランスが不安定なのに、無理な片足運動をする
疲れやすいのに、長時間の運動をする
このような運動は、続けにくいだけでなく、身体への不安につながることがあります。
運動は、強ければ良いわけではありません。
今の身体に合っていない運動は、負担になります。
逆に、今の身体に合った運動であれば、無理なく続けやすくなります。
ZEROでは、運動が続かない方ほど、まず
今の身体に合った内容かどうか
を確認することが大切だと考えています。
運動が悪いのではありません。
その人に合っていない運動を選んでいることが、続かない理由になっている場合があるのです。
見直したいポイント② 効果を感じられているか
運動が続かない方の中には、
「やっているのに変わった感じがしない」
「何のためにやっているのか分からない」
「身体が良くなっている実感がない」
という方もいます。
人は、変化を感じられないことを続けるのが苦手です。
特に運動は、すぐに大きな変化が出るものではありません。
だからこそ、小さな変化に気づけることが大切です。
例えば、
立ち上がりが少し楽になった
階段で手すりに頼る回数が減った
歩いた後の疲れ方が変わった
姿勢を意識しやすくなった
朝の身体の重さが少し違う
外出への不安が少し減った
こうした変化は、体重だけでは分かりにくいこともあります。
しかし、生活の中ではとても大切な変化です。
ZEROでは、運動を続けるためには、
変化を見える形にすること
が必要だと考えています。
体重だけを見るのではなく、動きやすさ、疲れにくさ、歩き方、立ち上がり、階段、姿勢などを見ていく。
その小さな変化に気づけると、運動は続けやすくなります。
見直したいポイント③ 生活の中に入っているか
運動が続かない理由として、
生活の中に運動が入っていない
こともあります。
例えば、
「時間がある時にやろう」
「気が向いたら歩こう」
「余裕がある日に運動しよう」
と考えていると、運動は後回しになりやすくなります。
50代・60代は、仕事、家事、家族のこと、親のこと、自分の体調など、日々の中で考えることが多い年代です。
その中で、運動だけを特別に頑張ろうとすると、続けるのが難しくなります。
だからこそ、運動は特別なイベントではなく、
生活の中に自然に入る形
にすることが大切です。
ジムに行くことだけが運動ではありません。
歩く。
立つ。
階段を使う。
買い物に行く。
掃除をする。
庭仕事をする。
家の中で身体を動かす。
こうした日常の動きも、身体づくりの一部です。
厚生労働省のガイドでも、高齢者には歩行または同等以上の身体活動に加え、筋力・バランス・柔軟性などを含む多要素な運動、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないよう注意することが示されています。(引用:健康日本21)
つまり、運動の時間だけでなく、
1日の身体の使い方を見直すこと
も大切です。
見直したいポイント④ 目的が生活につながっているか
運動が続かない方は、目的があいまいになっていることがあります。
「健康のため」
「痩せるため」
「筋力をつけるため」
もちろん、どれも大切です。
ただ、目的が大きすぎると、日々の運動とつながりにくくなります。
50代・60代の運動では、もっと生活に近い目的を持つことが大切です。
例えば、
階段を安心して降りたい
旅行で長く歩けるようにしたい
孫と遊ぶ体力を保ちたい
趣味を続けたい
買い物で疲れにくくなりたい
将来も自分の足で動きたい
このような目的があると、運動の意味が見えやすくなります。
運動は、運動そのものが目的ではありません。
その先の生活を守るための手段
です。
ZEROでは、運動を始める時に、
その人がどんな生活を続けたいのか
を大切にしています。
なぜなら、目的が生活とつながると、運動は続けやすくなるからです。
見直したいポイント⑤ 不安があるまま始めていないか
運動が続かない方の中には、身体への不安を抱えたまま始めている方もいます。
「膝が痛くならないか不安」
「腰に負担がかからないか心配」
「転ばないか怖い」
「血圧が気になる」
「どこまで動いていいか分からない」
このような不安がある状態では、運動を続けるのは難しくなります。
不安があると、身体は自然と力みます。
動きも小さくなります。
少しでも違和感があると、やめたくなります。
だからこそ、運動を始める前に、
今の身体の状態を知ること
が大切です。
痛みが強い場合や、医師から運動制限を受けている場合は、医師の指示に従う必要があります。
そのうえで、自分の身体に合った範囲で運動を始めることが大切です。
不安を無視して頑張るのではなく、
不安の理由を確認してから始めること
が、継続につながります。
運動を続けるには「仕組み」が必要
運動を続けるために必要なのは、気合いではありません。
必要なのは、仕組みです。
仕組みとは、
自分に合っている
無理がない
生活に入れやすい
変化を感じられる
不安が少ない
目的がはっきりしている
という状態を作ることです。
例えば、毎日長時間頑張るよりも、少しでも続けられる形にする。
きつい運動を我慢するよりも、今の身体に合った運動を選ぶ。
ただ回数をこなすよりも、生活の中で変化を感じられるようにする。
このような仕組みがあると、運動は続けやすくなります。
ZEROでは、運動を続けるためには、
運動内容だけでなく、続けられる環境を整えること
が大切だと考えています。
変化が見えると、運動は続きやすい
運動を続けるうえで重要なのが、
変化の可視化
です。
体重だけを見ると、変化が分かりにくいことがあります。
しかし、身体の変化は体重だけではありません。
例えば、
立ち上がりのスムーズさ
歩く時の姿勢
階段での不安
片足で立つ安定感
疲れ方
睡眠の感じ
外出への気持ち
日常動作の軽さ
こうした変化も、身体が変わっているサインです。
運動を続けるには、
自分の身体がどう変わっているかを知ること
が大切です。
変化が分かると、運動は義務ではなくなります。
「続けた方が良さそう」
「少し変わってきた」
「前より動きやすい」
という実感が、次の行動につながります。
ZEROが大切にしているのは、ただ運動をすすめることではありません。
評価して、仮説を立てて、介入して、再評価すること。
そして、その変化を本人が感じられる形にすることです。
50代・60代からでも、運動習慣は作れる
「今まで続かなかったから、もう無理」
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、運動習慣は、今の身体と生活に合った形であれば、50代・60代からでも作っていくことはできます。
大切なのは、若い頃のやり方に戻ることではありません。
今の身体に合った形で始めることです。
50代・60代からの身体づくりでは、
無理に頑張る運動よりも、続けられる運動
が大切です。
そして、続けられる運動は人によって違います。
歩くことが合う人もいます。
筋トレが必要な人もいます。
まず姿勢や身体の使い方を見直した方がいい人もいます。
生活リズムから整えた方がいい人もいます。
全員に同じ運動が合うわけではありません。
だからこそ、
自分に合った運動を見つけること
が必要です。
ZEROで大切にしていること
ZEROでは、運動が続かない方に対して、
「もっと頑張りましょう」
「毎日やりましょう」
「気合いで続けましょう」
とは考えません。
まず大切にしているのは、
なぜ運動が続かなかったのか
を確認することです。
例えば、
運動が身体に合っていたか
痛みや不安がなかったか
生活の中に入れられていたか
変化を感じられていたか
目的が明確だったか
強度が高すぎなかったか
続ける意味が見えていたか
を見ていきます。
そのうえで、その人に合った対策を考えます。
ZEROが大切にしているのは、運動を押しつけることではありません。
身体を知り、変化を見える形にし、その人が続けられる未来につなげること
です。
運動は、頑張るためだけのものではありません。
これからの生活を守るために、少しずつ積み重ねていくものです。
名東区・上社で運動が続かないと感じている方へ
運動が続かない方ほど、最初に必要なのは「もっと頑張ること」ではありません。
まず必要なのは、
なぜ続かなかったのかを、身体と生活の両方から見直すこと
です。
最近、
運動を始めても続かない
何をすればいいか分からない
膝や腰が不安で運動が怖い
健康のために動きたいけれど、一人では難しい
将来のために身体を見直したい
という方は、今の身体の状態を知ることから始めてみてください。
ZEROでは、名古屋市名東区・上社で、50代・60代・70代の方に向けて、身体の状態と生活背景を踏まえた身体改善サポートを行っています。
理学療法士やトレーナーの視点から、姿勢・筋力・歩行・バランス・日常の活動量・運動の続けやすさを多角的に確認し、その人に合った身体づくりをサポートしています。
運動が続かないことは、意思が弱いからではありません。
今の身体や生活に合っていない方法を選んでいただけかもしれません。
大切なのは、無理に頑張ることではなく、続けられる形を見つけることです。
運動が「やらなければいけないもの」から、「これからの自分のために続けたいもの」に変わった時、身体づくりは少しずつ前に進み始めます。
まずは今の身体を知ること。
そこから、自分に合った運動の形を見つけていくことが、これからの毎日を前向きに動かす第一歩になります。



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